フットケアの勉強をしてきました!(日本義肢協会 九州沖縄支部研修セミナー)
11月16日(土)に福岡県で開催された
一般社団法人日本義肢協会 九州沖縄支部研修セミナーに参加し、フットケアについて学んで学んで参りました!
今回の研修セミナーは
「糖尿病性足病変と、アプローチする義肢装具の作製と対処方法について」
というテーマで九州各地より約50名の義肢装具士が研鑽のために参加されておりました。
「糖尿病」は日本人における糖尿病の患者数は約740万人でなんと世界第9位ということで、近年とても身近な病気になってきております。
また、その患者総数のうちの約6万人が糖尿病性足病変を発症し、その中の約9000人が病状進行により足の切断に至ってしまうというデータがあります。
今後もこの糖尿病性足病変の罹患数は増加が予測されておりますが、その治療である「フットケア」に取り組む医療機関も足りていないという現状があり、今後義肢装具士の活躍の場として期待されています。
今回講師の先生の講演の中で印象的だった言葉があります。
「病状悪化により下肢切断した場合に義足を製作することも大変大切であり、スペシャリストの仕事であるが、“切断を予防するために、足を守るフットケアのスペシャリストになってもらいたい”。チーム医療の一員として義肢装具士の今後の活躍を期待している。」
弊社においても「糖尿病性足病変」に対する装具処方をいただく機会が増えてきております。
これから“足を守る”チーム医療の一員として力になれるよう臨床研究及び開発(技術革新)等も含めてフットケア領域へ積極的に介入できるよう取り組んでいきたいと強く感じました!
学会発表&展示!(第30回日本義肢装具士協会学術大会@埼玉)
2024年7月13日(土)〜7月14日(日)にかけて 第30回日本義肢装具士協会学術大会が埼玉...